無知なフリが逆に良い

私は嫌気がさしている!

私は職場にて非常に使いづらいシステム「S」をメインに扱う業務をしています。そのため他所属の職員に使い方を聞かれる機会が多いです。質問のほとんどはイントラに公開してあるマニュアルに記載されてます。膨大な質疑応答を集めたPDFデータがあるので検索をかければ秒で解決するのです。電話を掛けるより早い。「S」システムにアクセスする際、下には「Q&A」とでかでか書いてあります。しかし質問者に「Q&A」を見たかと聞くと「いいえ」と答える。ムムッ


もう1点、わざわざ電話を掛けてくること。電話だと、今YOUがどの画面なのか、どの段階なのか非常に伝わりづらいです。スクショをとって"ここが分からない"とメールで送ってくれた方が圧倒的に伝わるし、こちらも的確なアドバイスが可能です。所詮同じ建物内だし今からメールを作るよりも早いか...と思い「直接画面を見た方が分かりやすいし早いので、そちらに伺いますよ」と答えると相手は「いやいやそれは申し訳ない」と。「いやいや電話の方が迷惑です」とは流石に言えないので(笑)、質問だけなんとか聞いてメールで回答していました。要は、質問は電話じゃなくてメールにしてほしいということです(多くの仕事上のやりとりは電話よりメールの方が効率が良いと思っています。電話は集中力も途絶えるし、余計な挨拶の時間ももったいない。)

変えたい

「見れば分かるマニュアルを読まないこと・むだに電話を掛ける風習」この2つをどうすれば改善できるのか。もうこんな環境に嫌気がさしていました。高圧的に「電話するな!メールにしろ!もしくはマニュアルみろ!」とストレートに言いたいところですが、関係が悪化したらより面倒なことになりそうなので、こんな方法をとってみました。

Prrrrrrrr
私「はい、私です」
Aさん「もしもし○○です、お世話になっております~」
私「お世話になっております」
A「「S」の事で分からないところがあるんですが、今大丈夫ですか?」
私「大丈夫です」
Aさん「~~で~~を~~したいのですが~~~はどうしたらですか?」







「っっwwっほおおおおおぅぅぅぅっッツ!!ww ぃいやぁ~~~wwww わっかんないっすねへへっぇえっへへwwwww ちょっwwwっとwww一緒に調べてみますかァっwwwww??!!」




これです、一緒にQ&Aを開いて一緒に見つけるのです。そして検索は簡単だという事を伝えます。
調べたらすぐわかることをわざわざ電話で聞く方が手間であることをわかってもらいます。
実際、今はで問い合わせがめっきり減りました。


最初はめんどくさいですが、今まで通り対処するよりは明らかに未来が変わりました。時間にレバレッジを掛けるってやつでしょうか。自分はいつも「あっれれ~?」のコナン君を己に憑依させて受話器を取ってます。

なぜ嫌気がさしたのか

メールの効率さとか対応の面倒くささとか色々とありますが根本的に嫌だったのは、調べずに聞いてくる人が昔の自分と重なったからです。昔、兄とWindowsLiveMessengerでチャットをしてたのですが、私はPC関係で分からない事があるとすぐ兄に聞いていました。最初のうちは教えてくれてましたが途中から返信が「ggrks」になりました。当時は「教えてくれよォ」と半分ふてくされていたのですが、よくよく考えれば圧倒的人任せ、恥ずかしいです。

ggrksと"言ってくれる"人

今は兄に感謝してます。中学時代からググりまくったお陰で検索上手になったと自負しています。「バスの降車ボタンを押すタイミング・知人にバレずにアニメイトにいく方法・萌え系雑誌を家族にバレずに処分する方法・モンハン2Gの販売状況・玄米の炊き方」キリがありません。


ggrksと言うと冷酷な人間だと思われるかもしれませんが(ksはアカン)、質問者的にはメリットだらけです。「ググる」を覚えれば自分で欲しい情報が自由に得られるようになります。逆に答えだけを与え続けられれば自分では何も出来るようになりません、その場しのぎです。今回の私の件も同じでした。答えを教えるのではなく答えがある"場所"と答えを見つける"方法"教えることで質問者は次回の疑問に活用できます。具体的に言えばQ&Aがある場所とPDF内で検索する方法です。これほどITが発達していようと、ITリテラシの格差は激しいように感じます。

質問する視点を変える

質問するときは答えを聞くのではなく、答えを知る方法を聞くようにしたいです。教える側としては兄のマネをして「Q&A見ろks」と言ったものなら社内はパニックなので(家族だからできたのかもしれませんし)、丁寧に教えてあげる必要がありそうです。今回はその手段が「あっれれ~?のコナン君」だった訳です。